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プロジェクト010:荒廃のすすむ国内の森林での対応事例
「地権者」「企業など」「ツバルの森」と協働で森林再生を実現

課題
荒廃のすすむ国内の森林を再び森に戻せないか

ソリューション
「地権者」「企業など」「ツバルの森」と協働で
森林再生のスキームを実現

イメージ画像

概要

 日本の森林面積のうち、約40%は人工林が占めています。人工林とは、主に人の手によって人工的に植林された森林をいいます。植林して木々が育っていく過程で、下草を刈ったり、間伐などを行い、伐採後は再造林を行うなど、人間が継続して手入れをしていく必要のある森林です。

 しかし、この日本国内の森林は、木を切り出した後植栽を行っていない「無植栽伐採跡地」、木の間引き手入れ等を行っていない「無間伐林」などが発生し、森林地の地権者だけで対応するには負担が重たい状態が発生しております。

イメージ画像 「手入れが行き届いていない森林」

一見、緑が多いように見えますが、森に光が入らず、雑然とし、木々の生長も十分ではありません。CO2吸収もさることながら、森林本来のもつ様々な機能が十分に発揮されず、森林が育む生物多様性にも影響が出てしまいます。
イメージ画像 「手入れが行き届いている森」

森に光が入り、一本一本の木が十分に成長しています。十分なCO2吸収と共に、十分に根を伸ばし形成された豊かな土壌が育む森林は、森林本来のもつ様々な機能を存分に発揮し、生物多様性を保っています。

 このような現状が存在する中、森林地をそのままの状態で見放したままでいいのか、いろいろな可能性を探り、一つの解決法を見つけました。

 ツバルの森が、森林管理で困っている「地権者」を探し、森林再生に賛同いただける「企業」を見つけ、この三者により、森林再生を実現できる仕組みを作りだしました。これにより、地権者には「森林地の再生」、企業には「森林地の利用機会の提供」といった、両者へのメリットを、ツバルの森が提供することで、森林再生のハードルを下げることが可能となりました。

スキーム図



ツバルの森で実現した森づくりの一例

RECOLO(レコロ)の森 株式会社ワンビシアーカイブズ様

「RECOLO(レコロ)の森」の森づくり活動を実現
エバラの森 エバラ食品工業株式会社様

株主優待を通じた環境活動企画「エバラの森」を実現
朝日新聞 読者の森 朝日新聞グループ企業 朝日トップス株式会社様

新聞購読を通じて、購読者様と一緒に育てる「朝日新聞 読者の森」を実現
トリンプの森 トリンプ・インターナショナル・ジャパン株式会社様

コーズ・リレーテッド・マーケティングを活用し「トリンプの森」を実現
植林風景
植林風景
一般者の皆さまを対象にしたエコツアーを実施

一般者の皆さまに、日頃なかなか体験できない植林等の森林活動を実際に行える機会をご提供

プロジェクト概要

プロジェクト概要 「地権者」「企業など」「ツバルの森」と協働で森林再生を実現
対応時期 2008年8月~
プロジェクト項目 企画、運営

※本ページ記載の企業名・商品名等は、ご利用当時のものです。

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